家づくりに関するお金の話【Vol.1】

家づくりのお金

2019年10月18日

いざ憧れのマイホームに向けて動き始めたら、押さえておきたいのは家づくりにまつわるお金のこと。どんなお金が必要になるのか、どのタイミングで何をしておくべきか、住宅ローンの種類や返済のタイプなど、知っておきたいポイントを、京都銀行の仲川浩晃さんにお聞きしました。

【Vol.1】住宅ローンのスケジュール

家づくりに必要なお金となると、まずは土地代や家本体にかかる本体工事費が浮かびますが、そのほかにも、住宅取得にかかる税金、火災保険料などさまざまな諸費用も発生します。
それら家づくりにかかるお金として、自己資金と合わせて多くの人が利用するのが住宅ローン。住宅ローンの借り入れには事前審査と本審査があり、それぞれ審査結果が出るまで日数がかかるので、家づくりの流れに合わせて、余裕を持ったスケジュールで進める必要があります。また、住宅ローンの金利や返済方法にはいくつかのタイプがあり、現在の状況や将来的なライフプランを見据えたうえでの選択が大切です。

家づくりの流れで見る住宅ローンのスケジュール

住宅ローン事前審査

建築会社を決定してプランと概算見積が出たら、金融機関に住宅ローンを申し込みます。希望の借り入れ金額・返済期間、住宅の担保評価などについて審査が行われます。審査の結果が出るまでの期間は通常1日〜1週間程度。

住宅ローン正式申し込み(本審査)

住宅ローンの事前審査が通れば、建築会社と工事請負契約を結び、建築確認の申請を行います。その承認がおりた時点で、公的証明書類や担保関係書類など必要書類を金融機関に提出して住宅ローンの正式申込へ。融資の決定までは、5日〜2週間程度かかります。

住宅ローン契約・借りいれ

本審査に通ったら、住宅ローンの契約を行います。保証機関を抵当権者として融資対象物件へ抵当権を設定登記し、住宅購入代金の決済日に融資が実行されます。

教えてくれたのは

京都銀行 本店ローン営業部
仲川浩晃さん

京都を中心に、ハウスメーカーへの住宅ローンの営業やマンションデベロッパーへの営業を担当。専門的な知識が必要な住宅ローンもわかりやすく説明しながら、相談や提案を行っている。

「住宅ローンはライフプランに合わせて総合的に考えることが大切です。銀行はお客さまのご意向や将来設計を聞いたうえで、ローンや返済のタイプを提案しますので、細かく相談を。疑問点はどしどし担当者に聞いてより良いライフプランをつくってください。」

京都でかなえる家づくり表紙※画像は2023年度版の表紙です

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