「どんな家にしようか」、理想の家づくりにワクワク! ですが、少しハードルが高いのが住宅建築にまつわる「専門用語」。 なじみのあるものもあれば、分かりにくい言葉もありませんか? 家づくりを考え始めたばかりの人はもちろん、知っていると役に立つ、 家づくりに関するワードを紹介します。
収納編
狭い場所でも効率的に収納して部屋をすっきりさせたり、使い勝手よくおしゃれに見せる収納を表すさまざまな用語を紹介します。
タワー収納
限られた空間でも、縦に層を設けることで、収納力をぐんとアップさせるタワー形の収納棚のこと。使用頻度の高い日用品は目線の高さに置くなど、用途や頻度に合わせた位置にすればより機能的に。
玄関クローク
玄関に隣接して設けられ、靴を履いたまま入ることができる収納スペースを指します。靴はもちろん、ベビーカーなど大きな物もしまえます。
パントリー
食品庫。通常、キッチン周辺に設け、缶詰や乾麺などの保存食や乾物・調味料などの食材をストックできます。あまり使わない食器や調理器具の収納にも重宝します。
ウォークインクローゼット
その名前の通り、中に入って物の出し入れができる独立したスペース。洋服や小物、オフシーズンの物などを1カ所に収納できるので、物が管理しやすく探しやすいのも魅力です。
吊り押し入れ
天袋は設けず、天井から吊るように設けた押し入れ。下に空間があり床部分が多くなるので部屋が広く見えるほか、押し入れの下を花や小物などを飾るスペースにもできます。
階段編
設置する場所やその形状によって、部屋の印象をガラリと変える階段。採光や通風、家族とのコミュニケーションにも影響する、階段のタイプ別の呼び方を押さえましょう。
形状による呼び方
階段にはいろいろな形状があります。上階と下階を真っ直ぐに結ぶ「直行階段」や、途中に踊り場があり、折れ曲がるタイプの「折れ階段」(イラスト)、踊り場にも段を設けた「回り階段」、一つの軸を中心に回転しながら昇降する「らせん階段」などがあります。
ストリップ階段
蹴込み板がなく、骨組み部分がむき出しの階段。空間がすっきりとスタイリッシュな印象になります。上階の光が階段の隙間を通って下階へ届くため、部屋が明るくなります。風通しが良いというメリットも。
リビング階段
リビングに設置された階段。階段下の空間がない分部屋面積を広くとれます。階段の上り下りでリビングを通り家族と顔を合わせるので、コミュニケーションが増えると言われています。