「動線」から考える心地よい住まい【Vol.2】

家づくりのポイント

2021年3月26日

家づくりの中でしばしば耳にする言葉の一つ「動線」。 動線とは、人のさまざまな動きの流れ(軌跡)を指します。 実はこの動線をいかに計画するかが、 家づくりの成否を分けるともいわれています。
押さえておきたい動線の基礎知識と、 具体的なプランの考え方を探ってみましょう。

生活動線の要

ゾーニングができ、大まかな間取り案ができたら、動線計画です。
まず頭に入れておきたいのは、よく使う動線はなるべく短く、ということ。例えば、主婦にとって重要な家事動線。複数の家事を並行する場合、いかに短時間かつムダのない動きでそれぞれの作業場所に行けるかによって家事効率が変わってきます。

また家具の配置にも留意を。家具が動線上にあるとそれを避けた迂回ルートになるため、大きな家具の配置は動線を考えて、決めたいもの。
また袋小路になる動線は避け、人が行き交うことが多い場所では十分なスペースを取ることも忘れずに。一般に、二人がすれ違う場所では1m〜1m20㎝程度のスペースが必要といわれています。 

「動線」3つのポイント
  • 通行量の多い動線はできるだけ短く
  • 動線が複雑に交差しないようにする。袋小路にならないようにする
  • 回遊動線・裏動線も組み合わせる



ゆとりを生む回遊動線と裏動線

近年注目されているのは、動線が輪になって一巡できる回遊型プラン。行き止まりがなく回避性が生まれるため、キッチン周りなど家族みんなが使う場所には特にお薦めです。回遊動線をうまく組み込むことによって広さが感じられ、心のゆとりが生まれるというメリットもあります。

また主要な動線のほかに裏動線(サブ動線)をつくるのも有効な手段。例えば同じLDKでも、朝の出発が早いお父さんは裏動線を使って身支度を済ませて出勤し、同じころ子どもたちは主動線上で食事や通学準備をすれば朝の慌ただしさが軽減できます。


動線計画を綿密に立てるのはなかなか骨の折れる作業ですが、具体的な設計は建築士・設計士などのプロが、敷地や隣家との位置関係、日照条件などさまざまな要素を兼ね合わせて考案してくれます。
打ち合わせの際にわが家ではどんな動線が欲しいか伝えられるよう、まずは日々の生活を振り返って行動パターンを把握しておきましょう。

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