「ウッドデッキをつくりたい」「趣味の部屋が欲しい」「ペットと暮らしたい」etc.。いざ、家を建てようと家族で相談してみると、夢はさまざま。希望をできるだけ実現するために、まずは「家づくりノート」を作って、ポイントを整理してみましょう。理想とする家のカタチが見えてきますよ。
【Note3】家のイメージを描いてみよう
工務店や設計事務所、ハウスメーカーなどへ相談に出掛ける前には、住みたい家の姿をイメージしていきましょう。
あなたが思い描いているのは、和風? それとも洋風の家ですか? 洋風とひと口に言っても北欧風や南仏風、和風にも和モダンや伝統建築、さまざまなスタイルがありますね。シンプルな雰囲気か、装飾に凝ったデザインなのかによっても、印象は異なってきます。
希望する外観のデザイン、室内の雰囲気について、それぞれ、色調や使いたい素材を具体的に思い描いてみましょう。その際、町で気になった家を参考にしたり、雑誌やインターネットの記事を見てみると、「これだ!」というものが見つかるかもしれません。そのうえで、できるだけ具体的に依頼先に伝えて、イメージを共有することが大切です。
こうして出てきた家のイメージが、実際の土地の形状や予算、「Note2」までに考えてきた要素と合わないことがあるかもしれません。その場合には、何を優先するか一緒に住むメンバーや依頼先と相談しながら検討していきましょう。
MEMO
雑誌などで資料収集しておこう
理想の家の姿を具体化させるために、本誌「京都でかなえる家づくり」をはじめ、雑誌やウェブサイトなどを参考に好みのスタイルを探して。気になったページや家の写真に印をつけたり、プリントしたりして、依頼先との打ち合わせに持っていくと、イメージが伝わりやすいですよ。
現代的な和室にするなら…
外観を南欧風にするなら…
外観を和モダンにするなら…
< ノート例 >
■テイスト
□和風…町家・古民家・数寄屋風・和モダン・そのほか( )
□洋風…北欧風・南欧風・フレンチカントリー風・英国クラシカル・アメリカンスタイル・そのほか( )
□シンプルモダン □スタイリッシュ
□ログハウス風 □ヴィンテージ風
■色( )
■建て方
□平屋 □2階建て □3階建て
■外壁の素材…木・サイディング・コンクリート・タイル・レンガ・ガルバリウム・塗り壁・そのほか( )
■そのほかの希望
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