収納力アップのリフォーム【Vol.2】

リフォームのポイント

2020年9月25日

収納が充実した家に! そう思ってリフォームする人も多いはず。整理収納アドバイザーの吉川裕子さんは「まずは何を収納したいのかよく考えて、プランニングを」と言います。玄関やキッチンなど、空間別に使い勝手の良い収納スペースのつくり方を教えてもらいました。

【Vol.2】リビング編

リビング

個人の物や家族で使う物が混在しているリビング。とくに小さい子どもがいる家庭なら、ほとんどの時間をここで過ごすことになるため、広々と使える工夫を施したいものです。物があふれがちな空間だからこそ、機能的な収納を設けるとうんと快適になります。


空間をすっきりさせたい

リビングの一角を「隠れた収納スペース」に


リビングの一角を思い切って隠れた収納スペースに変身させるのもオススメ。面積は多少減るものの、物が収まることでリビングがすっきり! 空間が有効に使えるようになります。

隠れた収納スペース内は上下で使い分けると収納力はぐんとアップ。例えば、上部には、一部分に吊すタイプのポールを設置すれば、来客のコートを掛けたりもできます。下の空間には日用品のストックや子どものおもちゃなどを。散乱しがちな物が収められ、リビングは広々使えます。




家族が使うものをさっと使いやすく

「オープン&クローズ棚」を

家族みんなが、ストレスなく快適に使える空間にするためには、日常使いの物にアクセスしやすく、かつスマートに見える棚を設けるのも一手。

リビングの棚は縦形にし、必要に応じて段を区切ります。よく使う物を置く段は扉を付けずオープンに、あまり使わない物や来客時に見えてほしくない物を扉付きの段に収納するのがポイントです。

オープンな段には、電話機を置いたり、郵便物などを入れておく一時置きのトレーを。また、携帯電話やスマートフォンなどの充電スペースとしても活用できます。

扉付きの段には生活用品や文房具を。みんなが集まる空間だけに、家族の写真アルバムを入れておくのもオススメです。


教えてくれたのは

整理収納アドバイザー
吉川裕子さん

「リビング京都」主宰のカルチャー教室・リビングカルチャー倶楽部にて、月1回「整理収納セミナー」の講師を務める。各回ごとにテーマを設けて、家庭ですぐに実践できる整理収納の基本を教えている。

京都でかなえる家づくり表紙※画像は2023年度版の表紙です

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